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完全データ作成に関しての注意点

当社では完全データ入稿を原則としています。

完全データとは、当社にて手を加える必要のない完全なデータです。

お客様の手で完全データを製作していただくことによって余分な工程を省き、お得な価格で印刷することが
できるのです。ここでは、完全データを製作するための注意点を掲載しております。

作成ソフトについて
※クリアファイルダイレクトでご注文の場合、IllustratorおよびPhotoshopのみの対応となっております。
Word、Excel等のデータを印刷したい場合は、うちわダイレクト以外のお見積を致しますので、お問い合わせ下さい。

※ 以下の説明はIllustratorおよびPhotoshopでの注意点となります。

色について

  • カラーモードは全て、CMYKで制作して下さい。たまに色がくすむからとRGBのままで制作する方がいますが、エラーの元になるだけでなく、印刷の特性上、どちらにしても色はくすむことになりますので、蛍光色等の特色を使う場合は別版(別料金)をご注文下さい。
  • 画面の色、お手元のインクジェットプリンタで出したカンプ、レーザープリンタで出したカンプ、そしてオフセット印刷された現物はすべて色が違います。同じ色で出るのはありえません。
    (詳しくは印刷・DTP関係の本等をお読み下さい)
  • どうしても仕上がりの色をご確認したい場合は、色校正(別料金)、本機校正(別料金)をお申し付け下さい。うちわダイレクトでご注文の場合は、色校・本機校正の料金は含まれません。すべてお客様の責任においてデータを製作して下さい。

線の設定について

  • 線の太さは0.3pt以上にして下さい。
  • 細い線に薄い色を設定する場合は印刷の特性上、点線に見える場合があります。インクジェットプリンタ等できちんと出るように見えても、印刷すると網点になりますので、点線状に見えます。色は100%に設定して下さい。
  • 細い線にリッチブラック(C100%M100%Y100%K100%)およびレジストレーションを使用しないで下さい。
  • ヘアライン(線幅が0ptで塗り設定のみの罫線)は使用しないで下さい。必ず線幅の設定をして下さい。

ブラックオーバープリントについて

  • BK100%の設定場合、オーバープリントのチェックをしていなくても、自動的にオーバープリントがかかる場合があります。これは出力セッターによって違いますので、お客様の責任においてデータの制作をお願いします。
  • どうしてもオーバープリントを避けたい場合は、BK100%にCMYのいずれかに1%でも色を入れるとオーバープリントの設定はかかりません。当社では黒に深みを出す意味でも、シアンを60%ほど入れております。
  • けれど、だからといって範囲の広いスミベタにリッチブラックを使用しないで下さい。
    すべてのインクが乗るため、乾きが遅くなって汚れの原因となります。
  • スミ100%以外にはオーバープリントの設定をしないでください。もし、特別な効果を狙って設定する場合は、すべてお客様の責任においてデータを製作して下さい。

画像について

  • Illustratorに配置する画像はすべてEPS形式で保存して下さい。バイナリでなく、JEPG最高画質で保存して下さい。プレビューはWinならTIFF8bit/pix、Macなら、Macintsh8bit/pixで統一して下さい。
  • 画像はすべて、配置して下さい。配置する際、リンクにチェックしてあるか確認して下さい。
  • 画像は埋め込まないで下さい。埋め込んでしまうと、元画像の解像度がわからなくなってしまい、印刷に適正なデータかどうか判断できなくなります。どうしても埋め込みたい場合は、すべてお客様の責任において埋め込んで下さい。
  • Photoshop等で画像を製作する場合、解像度は350dpiもしくは300dpi(どちらかに統一)でお願い致します。それ以上の解像度を設定しても、印刷の仕上がりがよくなるわけではありません。但し、それ以下の解像度の場合は、仕上がりに影響がでます。どうしても解像度の低い画像を使いたい場合は、すべてお客様の責任においてご使用下さい。
  • 画像のサイズはすべて適正なサイズで製作して下さい。例えば、20mm×20mm350dpiで使用する画像を210mm×210mm350dpiで作成しても、仕上がりがよくなるわけではありませんし、データのやりとりや処理に時間だけがかかってしまうことになります。あまりにも適性サイズを超えたデータの場合、お客様に訂正をお願いする事になります。
  • WEBや印刷物から転用した画像または携帯電話等に付属するデジタルカメラで撮影した画像を使用した場合、完全な仕上がりは望めません。使用する場合は、すべてお客様の責任においてご使用下さい。
  • お客様の持ち込まれた画像により、刑事または民事で問題が発生しても、当社には一切関わりはございません。すべてお客様の責任の上、データを製作して下さい。

ブラックオーバープリントについて

  • BK100%の設定場合、オーバープリントのチェックをしていなくても、自動的にオーバープリントがかかる場合があります。これは出力セッターによって違いますので、お客様の責任においてデータの制作をお願いします。
  • どうしてもオーバープリントを避けたい場合は、BK100%にCMYのいずれかに1%でも色を入れるとオーバープリントの設定はかかりません。当社では黒に深みを出す意味でも、シアンを60%ほど入れております。
  • けれど、だからといって範囲の広いスミベタにリッチブラックを使用しないで下さい。
    すべてのインクが乗るため、乾きが遅くなって汚れの原因となります。
  • スミ100%以外にはオーバープリントの設定をしないでください。もし、特別な効果を狙って設定する場合は、すべてお客様の責任においてデータを製作して下さい。

ファイル名について

  • Illustratorで作成した組版データと配置した画像データは、同じ階層のフォルダに入れて下さい。
    リンクが切れた場合、正確に印刷されない場合があります。
  • サーバーでUPする場合は、フォルダごと圧縮して頂きますが、その際、お客様のパソコンの 環境により、ファイル名の文字化け等のハグが怒る場合があります。そのため、ファイル名は 半角アルファベット及び半角数字で作成するとより安全です。全角かなや漢字のファイル名も 読み込めますが、あまり長いと文字化けする可能性が高いようです。その場合は改めてデータを 頂くようお願いする場合がありますのでご了承下さい。
  • ファイル名には必ず拡張子をつけて下さい。

フォントについて

  • 文字は必ずアウトラインして下さい。
  • 全てアウトラインになっているか、文字→フォントの検索・置換で確認して下さい。
  • まれに、フォントだけでなく線もアウトラインしてしまう方もいますが、データだけが重くなるばかり ですので、お気を付け下さい。
  • 孤立点は必ず削除して下さい。特に、テキストツールで作られた孤立点は、フォント情報が 残ってしまいますのでお気を付け下さい。

グラデーション・パターンについて

  • グラデーションやパターンには、名前を付けて下さい。設定のままの「新規グラデーション2」などの 名前は、他のグラデーションやパターンと混同されたり、真っ黒で出てしまったりする場合があります。
  • スウォッチにグラデーションをドラッグして、ドラッグしたグラデーションを ダブルクリックして、 「名前」のところに名前を付けて下さい。
  • この際に、複数グラデーションがある場合、名前がかぶらないようにして下さい。

保存形式について

  • llustratorの対応形式(拡張子)は「ai」形式でお願いします。
  • CCまで対応しておりますので、透明機能など下位(8.0)に保存した為に、機能が損なわれる恐れがありますので、制作されたバージョンでご入稿ください。
  • photoshopの場合は、psd形式でレイヤーを統合せずに保存してください。

出力サンプルについて

  • 出力サンプルは必ずお付け下さい。MOまたはCD-ROMで発送される場合は、同封して下さい。
    サーバーにUPされる場合は、フォルダ内にJPEGまたはPDFで入れて下さい。FAXで送信されても 結構ですが、分かりにくい場合は再度JPEGまたはPDFのサンプルを送っていただく場合があります。

納期について

  • お客様のデータの不備によってデータを送り直される場合、そのデータが到着し不備がないか 確認できてからの受付となりますので、その分の納期はおくれることになります。予めご了承下さい。
  • 受注状況によってデータのチェック作業が遅れる可能性があります。基本的に午後0時(12:00) までに入稿を完了された方については当日中にデータチェックを行います。
  • 午後6時(18:00)以降の入稿完了された方については、翌日を受付確定とすることをご容赦願います。
  • 日曜日・祝祭日・夏期休日・年末年始は休業させていただきます。営業日としての起算しませんので、 ご注意願います。

QRコードのデータチェックについて

当社では、QRコードのデータチェックを行っておりません。
お客様の責任において入稿いただくようお願い申し上げます。

サイズ推奨

QRコード:15mm以上
インスタグラムのネームタグ:20mm以上

サイズやデータに不安がある場合は、本機校正の発注をおすすめいたします。

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